《いま甦る、幻の鹿島映画『世阿弥』上映会》
能楽を大成させた不出世の天才、観阿弥・世阿弥親子。
御祭神楠木正成公の妹御は、能楽の祖、観阿弥の母で、その子孫の系譜は観世宗家に連なるとされています(観世福田系図より)。
その御縁をもって、この度、映画「世阿弥」上映会を開催いたします。
奮ってご参加下さい。
この映画は、同じく楠木家、観世家と血縁に繋がる鹿島家、鹿島建設(株)会長鹿島守之助氏により企画され、英語版(ドナルド・キーン監修)ドイツ語版(トーマス・インモース監修)も作られましたが、国内外の高い評価も得られながら商業映画ではなかったために公開範囲が狭く、幻の名作となってしまったものです。
世阿弥の劇的な生涯を、白州正子がナビゲーターとして、世阿弥の足跡を辿りながら、彼の苦悩と能について語る作品で、劇中劇として「井筒」「阿漕」「羽衣」も映像化されています。
日 時 ①令和元年7月12日(金)15:00~17:00
②令和元年7月14日(日)14:00~16:00
場 所 湊川神社神能殿
映 画 「世阿弥」59分
「観世能楽堂 渋谷・松濤 神戸・湊川」29分